カテゴリ:買わない人の読む本( 109 )

最近、週に一度マンガを10冊レンタルするのがマイブーム(死語?)になってきました。
何で10冊かと申しますと、まとめて借りると400円と大変お得になるからでありました。
塵も積もれば山となる・・・・・・という言葉はさておき、
もともとは『弱虫ペダル』を借りようとお店に行ったのですが、全巻揃っていることはまれなので
10冊に近付けるべく興味のあるものを片っ端から借りていっている状態です。

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有川浩『阪急電車』幻冬舎

阪急電車の今津線を舞台にした短編集。
駅名ごとにエピソードがあり、宝塚から西宮北口駅、そして折り返して宝塚まで戻る。
ちょっとずつ主人公たちがリンクしていくエピソードが面白い。

大阪に行った時、エンジ色の車両で内装がとても豪華な電車があって、
それが阪急電車だったんだ、ということが前書きで分かって、思わず借りてきた本。

初々しい主人公たちの恋愛にきゅんとしたり、辛いエピソードにも意外な展開があったりして
通勤2日でよんでしまった。(かなり早いペースということです)。

関西在住だったらもっと楽しいかもしれない。

『ジェノサイド』高野和明

悲惨な描写が多いので、誰にでも勧められないけれど、ひさびさに長編を読む面白さを味わいました。
没頭してクジラみたいにたまに水面に息を吸いに来て、またどっぷり潜るって楽しいです。
最初の方のシーンでこれはダメかも!と思ったら読まないことをお勧めします。
(それより残酷な描写が続くので)


『できることをしよう。 ぼくらが震災後に考えたこと』糸井重里 ほぼ日刊イトイ新聞

シンプルな防災の話のところや、さいごの章のロングインタビューに聞きたかったことや
知りたかったことが書いてありました。

防災って具体的に何をしたらいいか分からないもんなぁ。

ロングインタビューでは被災しなかった人がどういうふうに考えるかという話もちょこっとでてきて、
震災の復興のために何か出来る人がうらやましいと思っていたのは自分だけじゃないんだな~と思えました。


もやもやが言葉にされると落ち着くなぁ。
東野圭吾『マスカレード・ホテル』
倉知淳『猫丸先輩の空論』

前者は人からお借りしました。

超一流ホテルで起こるかもしれない殺人事件のために、
刑事がホテルマンになりきって仕事をしつつ事件に迫っていく話。

シリーズものではない、長編のミステリー。最初の20ページぐらいで、わぁ、これは読まなくっちゃ!
みたいな気にさせられる。お仕事ものとしても楽しい。ホテルではこんなことをやっているんだなぁとか。

マスカレードは辞書で引くと仮面舞踏会とか仮装、見せかけ、虚構の意味だとか。
だから表紙がマスクなのね。

後者は以前一度読んだことがあった。6つの短編集。
5話目の「魚か肉か食い物」でようやく「あぁあ!これ読んだことあるううっっっ!!!」と思いだした。

そのくらい華麗に忘れていました。5話目はとくに好きな話なのでおすすめです。
9月に読んだ本。

上橋菜穂子『天と地の守り人』第一部~第三部

異世界ファンタジーの最終話の三部作。三部目は戦のシーンが生々しく、読むのがつらかった。
最初の『精霊の守り人』が出てから15年も経っているそうだけど、ぜんぜん古く感じない。
舞台が異世界だから古びないということもあとがきに書いてあって、なるほどなぁと思った。
外伝は文庫化されるのかが気になるけど、どうだろう。

有川 浩『クジラの彼』

自衛隊×恋愛×短編。表題は短編の一つ、潜水艦に乗る男性と付き合うことになった女性の話。
全部の短編が一人称で語られるせいか、恋心が直球で伝わってくる。
そしてちょっといらんとこまで書いてくれるので、うぷぷと笑える。

自衛隊の知らないことものぞけて楽しいです。ヘリの話には驚きました。国防レンアイはきゅんときた。
7~8月に読んだ本

『植物図鑑』有川浩

私の近所にも料理が出来て野草に詳しい男性が行き倒れていないものか。
あとがきにあるように章が進むごとにラブラブ度が上がっていくので、恋愛も野草も楽しめるお得な本。


『神去なあなあ日常』三浦しをん

横浜を出ていきなり林業をすることになった主人公、平野勇気の神去山での一年。

神去山での林業の仕事のシーンは映像で見たいなぁ。
斧一本で木を倒すなんて、ヨキかっこいいぞ!
金子恵さんの装画もあってるなぁ。

『乙女の密告』赤染晶子

短い一文をするする読むうちに、いつの間にか不思議な赤染ワールドに入っている。
まじめなのに、ちょっと笑えたりする。誰かと読んで、これってこういう解釈でいいんですかね?と
話したくなる本。



CD

図書館には邦楽もあるのだけど、今まで借りてなかったので、借りてみた。
邦楽聴きすぎて、Oasis『DON'T BELIEVE THE TRUTH』を借りたのに、あんまり聴いてないや。

東京事変『教育』

全部いいなと思うけど、「駅前」は怪しげなイントロからサビで雰囲気がガラっと変わる所が面白くて、
アルバムを聴くたびに耳がそっちに集中してしまう。

Misia『Mother Father Brother Sister』

ミーシャは以前アルバムを何枚か持っていて、ひたすら聴いていたのでけっこう口ずさめる。
高音はでないけど。

「星の降る丘」「つつみ込むように・・・」がやっぱり好きだなぁ。
図書館の二月は恋愛特集だったので。

森見登美彦『恋文の技術』

嶽本野ばら『十四歳の遠距離恋愛』

意図せず借りたけど、一人称が個性的作家さんつながりになった。


三月。

西加奈子『美しい人』

落ち込んでいる女性が主人公の話。自分も少し元気をもらえる。

佐藤多佳子『聖夜』

佐藤さんの本はSchool&Musicシリーズの二作目だった。

別々に読めるのだけど、結局1、2巻を買ってしまった。

たまには買うのもいいもんだ。
『ななつのこ』加納朋子

以前別の作品を読んで、北村薫さんのような日常の謎を扱う作家さんだよな~と思っていたら、
加納さんは北村作品が好きで、北村さんあての手紙を書く感じでこの小説ができたのだそう。
(ということを別の本で知った)。


『身もフタもない日本文学史』清水義範

エッセイは自慢するための文学。
それを面白く書くのが作家の技。
・・・・・・私に清少納言が乗り移ってくれないかな。


『「働きたくない」というあなたへ』山田ズーニー

最後らへんの「関心プア」や「関心リッチ」という言葉に反応してしまった。
ブログを書いてると、ランクを気にしてしまう自分がいるので。
数字より、親しい人からのコメントでなんで満足できないのかなぁ。

たくさん書く人がいるなかで、自分が書かなきゃいけない理由ってなんだろう。

書きたいから書いているはずなのに評価されないと寂しいなんて。

自分のコップを人からの評価で満たすことは無理だから、
自分で自分をたぷたぷに満たせられる自分になりたいなぁ。
分かっちゃいるけど、マイナス思考ってやめられない。

ズーニーさんの本は書くこと(表現すること)に落ち込んだ時、読むと元気が出る。


『ピアノ調律師』M・B・ゴフスタイン

調律師になりたい女の子と調律師のおじさんの話の絵本。
外国の絵本はちょっと辛口で現実的だなぁ。

『ハヅキさんのこと』川上弘美

原稿用紙10枚前後の短い小説集。短いけど、川上ワールドにどっぷりひたれた。
最後の短編がときメモGS3のコウくんとバンビっぽく思えて二度おいしかったです。ふふ。
『獣の奏者 外伝 刹那』上橋菜穂子
本編で語られることのなかったエリンとイアルのなれそめや、
エサルの若いころの話など。

「刹那」は胸がきゅんきゅんしすぎて、なかなか読み進めなくて、家で静かに読みました。

「秘め事」は頭の中でアンジェラ・アキの『ダリア』がぐるぐる回っていました。
この話を読んで、本編を読みなおすと、エサル目線で違った読み方ができそうです。
「初めての」は可愛い。

本編4冊読んでから読むのをお勧めします。
『鷺と雪』北村薫
お嬢様とベッキーさんのシリーズ。
現実をもとにした創作の小説は面白い。

小説に出てくる、山村暮鳥の『聖三稜玻璃』の『囈語』という詩が面白かった。
「いちめんのなのはな」が繰り返される詩も暮鳥と分かって満足。
NHKの子供向け教育番組で歌っていた詩のようなので。


『結婚小説』中島たい子
ただいま29歳のワタクシにとっては気になるタイトルで。
結婚したい、結婚式したい、という願望を持ったことがない。
好きな人と一緒に暮らしたい、とは思うのだけど、
それが私の中で、結婚という言葉に結び付かないのだ。
結婚って何だろう。

小説の主人公はアラフォー。彼女の選択は・・・・・・?