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直島へ・その2

家プロジェクトというのは、
本村地区の「古い家屋を改修し、アーティストが
家の空間そのものを作品化したプロジェクトです」とチケットに書いてある。

今は石橋と、南寺は改装中なので見られない所があると、
港で家プロジェクトのチケットを買うときに言われた。
 午前10時から午後4時半までが開館。チケットは1000円。
(月曜休館。ただし月曜が祝日の場合は開館)

まぁ、せっかく来たのだし、とりあえず全部回ろうと、
遠い所から行くことにする。

「石橋」
本村港を右手に、港のすぐ近くの道を歩く。
漁船がいくつか浮かんでいる。
家の間の小道を通り抜けると、古い作りだけど、新しそうな建物があらわれた。
中に入ると滝の作品が壁に描かれていて、外の明かりがそれをぼんやりと照らしている。
もう一つの建物は改装中で入れず。

「はいしゃ」
二階に上ることもできる。
家の中なのに、巨大な自由の女神像が一階から二階にかけてどんと立っている。
屋根の下の窮屈そうな女神。
「なんだか自由じゃない女神ですね〜」
「女神の自由というタイトルなんですよ」と解説の女性。
屋根をはずして上から入れたとか。
秘密基地っぽい感じの家。

「南寺」
生協売店の前を通り、南寺へ。
売店を覗くと、チーズが高かった。それ以外は普通のスーパーと
同じ位で、2倍までするものはなかった。
晴れて暖かかったら、何か買って外で食べたいところだけど。
南寺は改装中につき、外側のみ眺める。

「護王神社」
隨神門(ずいしんもん)のところにある作品を見ようと、
お寺の脇の長い階段を上って行く。
すぐに見つけたけど、階段は続くので、
行き止まりまで行ってみると、直島八幡神社があった。

お参りして、少し歩くと護王神社がある。
解説員に声をかけると、懐中電灯を渡される。

神社の横の道を下り、お堂の下の方へ伸びる細長い通路を歩いて行く。
人が1人通れるだけの細い通路を抜けると、土らしきものと、奥の方に階段が見える。
これが地上に見えていた階段の一部だと言う。
神様の通り道を歩いた後は、別ルートの階段を下っていく。

「角屋」
明るい女性の解説員のもと、掛け軸と、水が張ってある部屋を見る。
白い猫が私の前をたたたと歩いて行き、奥まで行くと、そこの水を飲み始めた。
水には点滅する時計のようなものがいくつも沈んでいる。なんだか不思議な光景。
面白いおじさんに写真をとってもらった。現像はまだ。

「碁会所」
木でできた椿の花が座敷きにころんと転がっている。
事前に知識がなかったら、木だと気付かなかったと思う。


全部見たので、バスに乗ろうとバス停で待っていたら、
角屋で会ったおじさんが地中美術館まで乗せて行ってくれるという。
色んな人に声をかけていた人なので、
大丈夫だろうと思い、
ついて行く。(警戒してごめんなさい)

途中、たしかゴミ処理場の近くにある大きな陶器の作品を見る。
人の2倍はあるだろう巨大な金網のゴミ箱に、大きなチラシなどが入っている。
ゴミから作ったリサイクルアートだよ、とおじさんが説明してくれた。

いよいよ地中美術館へ。
by hon-j | 2008-02-09 20:58