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『日本のやきもの』展

8月のお盆前の暑い平日に行って参りました。
参道には、梅ヶ枝餅を買うお客さんもいるが、
あまり多く感じない。
たくさんの亀が池の中で泳いでいるのを横目に、
九州国立博物館へ。

本当は、あまり乗り気ではなかったのだ。
やきものって気になるけど、よくわからないし。
九博のサイトの展覧会のレポートを見て、楽しめばいいのか、
なんて思ったりしたけど、退屈だったらどうしようと思っていた。

会場に入るとチャートがあり、私は織部タイプに。

日本のものと外国のものと分かるように展示してあり、
並べてあるので比べてみることが出来た。(1、2章)
外国のをお手本にしているようだけど、日本製のほうが大きくなっているのは
なんでだろう。お手本のサイズがそれしかなかったのか、
日本人に合わせて大きくなったのか、気になる。前者かなぁ。

7章に分けられていて、古い時代から見て行くと、
3章の桃山時代の織部でがらりと雰囲気が変わる。
左右非対称で、扇型の入れ物なんてのもある。
模様は、手で描いたチェックや水玉みたいなかんじで面白い。

好きになったのは、5章の鍋島焼と7章の現代のやきものの展示。
水車の絵の描いてある鍋島の皿は、デザインが今っぽい。
現代のは、耀彩華文鉢の色は、ガラスみたいな透明感があって
連れも気に入る。古九谷様式のを造る人だと思っていたけど、こんなのも
つくるんだなぁ。(別人?)

最後にやきもの占いを見て楽しむ。
ちなみに私は鍋島の。

面白いので気になるのは結構読みました。
読んでから戻って見直すのもよいかも。

やきもの初心者でも行くと楽しめます。


おまけ
第何章と展示してある説明の板の所の和紙が気になったので
そおっと触ってみたら、固かった。
帰って読んだ本にそんなのもある、と
書いてあり、納得する。破れなくて便利と。たしかに。