二度目の若冲

これは見たことある、とコーナーを移動したそのとき、
一瞬現代アートでも置いてあるのか、と驚くものがあった。
今考えるに、水色の面と、白い面と、黒い線しか初めは認識していなかった。
鶴が何十羽と飛んでいる。地面にいる鶴も数が多い。
右端には黒々とした線の松。
未完の作品にしてはインパクトが大きい作品の登場に後期の展示への期待が膨らむ。


またしても雨の土曜日に行くことになりまして、
梅の咲く、九州国立博物館の若冲と江戸絵画展に行って参りました。

前期より虎が多くなっているような気がするのは気のせいだろうか。
唐獅子の親子の作品の前でかわいいわね〜を連発している方がいたので、
どんなだろうと思って見てみる。親の頭に乗っている子供の顔が親にそっくりだ。
(あ、獅子はライオンか……)

今回は前のときと違う人と行ったが、同じ作品の前で足が止まる。
黒っぽい背景に一面の雪が降っている。その中に
松に登る兎と、梅(そうだったのか)にとまっているカラス。
葛蛇玉の名前と絵を初めて見たけど、なんだか印象に残る屏風だ。
で、お菓子の雪の宿を食べたくなる。

鳥獣花木図屏風もおもしろかった〜と言う声を聞いて、そうやろ〜と
胸を張ってみる。ニワトリが大きいのは若冲らしいところなのかな。

前回見て気に行った酒井抱一の屏風が4階にもあり、またも驚く。
ぎゅうぎゅうにつめられた集合写真のような歌仙が36人。
表情も一人一人違うし着ている物も違う。なにより顔が大きい。
着物の色もカラフルでいきいきとしている。
3階の絵と同じ人が描いたのかと思うくらい、にぎやかな絵だなぁと思う。
まん中らへんに美男子が二人いるのだが、業平だろうか。うーん。

前期とあまり変わらないかなと思っていたけど、
色々変わっていて後期も行って良かったと思うほど楽しめました。

帰りは梅ヶ枝餅の外側がぱりっと香ばしいのが買えたので
満足です。ラップに巻いてあるとしんなりするので、できたてが狙い目です。
うまうま。
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by hon-j | 2007-02-18 23:36