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3月の東京旅(原美・東博・図書館)

3月に東京に行ってきました。


原美術館
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『MU[無]─
ペドロ コスタ&ルイ シャフェス』

某作家さんの本の表紙の写真がここだったような気がして行ってみました。
品川の駅からバスに乗り、帰りはバスにうまく乗れずスーツケースをごろごろさせながら
長い坂を下りました。

うす暗い空間に映像が流れ、彫刻が置いてある部屋はちょっと不安になりました。
サンルームにあった解説文にどちらかのアーティストの言葉で
「アートは日々流れていく時間を立ち止まらせるもの」のようなことが書いてあって、
仕事続きでくたくたのわたしはそうかもなぁと思いました。

「少年という男、少女という女」
という映像の作品は一つの部屋にスクリーンが一つあり、
その表と裏に別々の映像が同時に映し出されるというものでした。
内容に関連はないようだけど、実はあるのかもしれない。

言葉も分からないし、字幕もないのでただ流れる映像から
何をしているところなんだろうなぁと想像するばかり。

何かを壊すような音や人の声に不安になるけれど、画面の中の人はそうでもないみたいでそれゆえに
長い間、表と裏をうろうろしながら見ていました。

人は一つのことを一つの方向からしか見れないし、
分からないことは想像するしかないんだなぁとそんなことを思いました。



オンラインショップ
葉っぱの形の傘が何とも可愛い。差すにはちょっと勇気がいるけど。
現物は茶と明るい緑が置いてありました。


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東京国立博物館

特別展「飛騨の円空―千光寺とその周辺の足跡―」

開館間もないのに、
博物館の一室に仏像とそれを見る人たちでぎゅうぎゅうでした。

手のひらの中に収まりそうな仏像や二メートル近い大きな仏像までサイズは色々。
丸太を真ん中から二分割して彫っているので背中の面が平らです。
手のひらサイズの仏像だけは後ろまでちゃんと彫ってあります。

二分割した丸太をさらに二分割して一つの丸太から不動明王と二童子を
作ったりしているものもあり無駄がありません。

宇賀神像(顔はあごひげの長いお爺さんで胴はとぐろを巻いたヘビ!)も円空にかかると違います。
単純な線で魚の骨みたいな像なので見るとふふっと笑ってしまうのです。




博物館から歩いて5分くらい。
国立国会国際子ども図書館

建物の中や外がとてもおしゃれです。
小さなカフェもあります。
本日のパスタは菜の花、シラス、サクラエビなどがのった和風の味付け。五百円。
料理は食券制。すぐに売り切れてしまうようです。

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