午前中3時間、午後は4時間待ち。
そう新聞に書いてあったが、そんなに並ばないだろうと思っていた。
8月の前半の平日は、まったく並ばなかったからだ。
だが、9月の土曜の13時。
雨が降る中、待ち時間表示は3時間をしめしていた。
チケットを先に買い、覚悟して待つと、1時間と少しで会場に入ることができた。
それでも人ごみと立ち疲れでへろへろだ。
中に入ると、阿修羅像の周りは何重もの人の輪ができていた。
その輪の中に係員が入り、1、2、3、4……と掛け声をかけて、
カニ歩きで円の周りを移動させていく。
押しあいながら、阿修羅像を見ていると、
何だか悲しくなってきた。
阿修羅にも憐れまれている気がして、
細部をあまり見ぬまま輪を抜け出した。
他の八部衆は阿修羅に比べるとゆっくり見ることができた。
プロポーションが変だけど、全体としてまとまってるよね、
と友人が言うので、よく見てみると、
胴が長く、膝の位置が低いように思えた。
胴長だけど細すぎない。上半身にボリュームがあるようだ。
ふと、八部衆は立って拝むものだったんだろうかと疑問がわく。
目線が座った人と合わないからだ。
一般的な仏像は、座る人の目線に合わせて、
伏し目がちに造られているように思える。
だけど、八部衆は遠くを見る者、目をつぶる者など、自分の感情を表情に表している。
相手のためでなく、感情の表現のための像。
拝むために造られたわけじゃないのかもしれない。
お経の懺悔を表現していると書いてあったし。
会場をでたとこのグッズのコーナーで、会場にある4コマ漫画を本にしたものを買った。
レジの横に見本が置いてあり、頼むと本を出してくれるのだ。
山積みしてなかったので売り切れたのかと思った。
本は、阿修羅の表紙もいいけど、光明皇后が愛らしい。
16時頃に博物館をでたが、まだまだ人が並んでいた。大変だ……。
連休中に行く方は覚悟して並ぶべし。
前回と今回の記事は、
九州国立博物館のぶろぐるぽに参加しています。
そう新聞に書いてあったが、そんなに並ばないだろうと思っていた。
8月の前半の平日は、まったく並ばなかったからだ。
だが、9月の土曜の13時。
雨が降る中、待ち時間表示は3時間をしめしていた。
チケットを先に買い、覚悟して待つと、1時間と少しで会場に入ることができた。
それでも人ごみと立ち疲れでへろへろだ。
中に入ると、阿修羅像の周りは何重もの人の輪ができていた。
その輪の中に係員が入り、1、2、3、4……と掛け声をかけて、
カニ歩きで円の周りを移動させていく。
押しあいながら、阿修羅像を見ていると、
何だか悲しくなってきた。
阿修羅にも憐れまれている気がして、
細部をあまり見ぬまま輪を抜け出した。
他の八部衆は阿修羅に比べるとゆっくり見ることができた。
プロポーションが変だけど、全体としてまとまってるよね、
と友人が言うので、よく見てみると、
胴が長く、膝の位置が低いように思えた。
胴長だけど細すぎない。上半身にボリュームがあるようだ。
ふと、八部衆は立って拝むものだったんだろうかと疑問がわく。
目線が座った人と合わないからだ。
一般的な仏像は、座る人の目線に合わせて、
伏し目がちに造られているように思える。
だけど、八部衆は遠くを見る者、目をつぶる者など、自分の感情を表情に表している。
相手のためでなく、感情の表現のための像。
拝むために造られたわけじゃないのかもしれない。
お経の懺悔を表現していると書いてあったし。
会場をでたとこのグッズのコーナーで、会場にある4コマ漫画を本にしたものを買った。
レジの横に見本が置いてあり、頼むと本を出してくれるのだ。
山積みしてなかったので売り切れたのかと思った。
本は、阿修羅の表紙もいいけど、光明皇后が愛らしい。
16時頃に博物館をでたが、まだまだ人が並んでいた。大変だ……。
連休中に行く方は覚悟して並ぶべし。
前回と今回の記事は、
九州国立博物館のぶろぐるぽに参加しています。
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by hon-j
| 2009-09-17 13:35
| 展覧会レポート