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噴水の池の水が凍っているのを横目にやってきました、福岡市博物館

目的は一月末まで展示中の国宝の刀 名物「圧切長谷部(へしきりはせべ)」
某オンラインゲームに出てくる刀が自分が住んでいる県に展示してあることを知り、
ミーハー心丸出しで馳せ参じたわけです。

平日の開館直後にも関わらず、企画展示室にはすでに二十人以上の女性が入室していました。

中でもとりわけ人気は『企画展示室2』。

大身槍の日本号と刀の圧切が並ぶガラスの前には写真を撮ったり眺めたりする方が列をなしておりました。

(日本号部分。刀身彫刻は倶利伽羅)
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わたしも一度目は写真を撮るため、二度目は肉眼でまじまじと見るために二回ほど列に並びました。

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圧切長谷部は離れたところから見ても波のような刃文がくっきりしているのが印象的でした。


拵(こしらえ)はシンプルで、鞘の先の方から三分の二が金色で、
鐔(つば)から三分の一が黒く漆で塗られているようでした。

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柄(つか)には柄糸を菱目状に巻き締める菱糸巻きがほどこされており、
菱形になったところからは赤などの色が覗いています。
本を見ると柄巻の巻き方も色々でもっと柄の写真を撮っておけば良かったな~!と
くやしくなりました。


ミュージアムショップでは国宝の『日光一文字』『圧切長谷部』の実物大のポスターも。
三メートル五十センチもある日本号のポスターは完売、
圧切は近日入荷中と書いてありました。


企画展示室には刀以外にも素敵な物がたくさんありました。
「黒田二十四騎画貼紙形」
仏像などでは見たことがありますが、武者絵の白描画(主に墨一色の筆線だけで描く技法)は珍しい
気がしました。
色がない分、線だけに集中して見ることができるのは線フェチとしてはたまりません。

「寿老および鶴猿図(じゅろうおよびかくえんず)」
三幅対の掛け軸の一つに三十匹以上の猿が描かれている絵に驚きました。


企画展示室だけではなく常設展示室も見ることが出来て200円というお得さなので
時間のある方はそちらもぜひ。
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九州国立博物館に行く道すがら、太宰府の定番の梅ヶ枝餅を頬張りながら梅の枝を眺めると
つぼみはまだまだ硬く、枝の先にちょこんとついている物ばかりでした。


アフガニスタン展はまるでアクセサリーショップに来たような気になる展覧会でした。
キラキラしていたのは第三章のティリヤ・テぺという遊牧民の王族たちの
墓に埋葬されていた金の装飾品の細かい細工たち。

青緑色のトルコ石をハート型にして金で縁どった指輪や、
金でできた細かい細工をつなげた首飾りなど。
現代のお店にも売ってありそうなものもたくさん並んでおりました。
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ギリシャや中国、インドなど色々な文化の交差点のアフガニスタンには、
それぞれの場所からもたらされたものも多く、
しばしば「わたしは今どこの国にあったものを見ていたんだろう?」
と頭を切り替えられなくて、こんなふうになることもなかなかないので面白い体験でした。

バーミヤンの遺跡など内戦でたくさんのものが壊されてしまったイメージのあるアフガニスタンでしたが、
この展覧会でアフガニスタン国立博物館では収蔵品を秘密の場所に隠し、
十数年秘密にし、それが今こうして展示されているというのを知りました。

「自らの文化が生き続ける限り、その国は生きながらえる。」
という会場にあった一文は、物が持つ歴史や、物から感じる自分のルーツを失くしてしまうと
人は宙ぶらりんになってしまうということの裏返しでしょうか。

過去をたどれるものがある、というのは人にとってとても大事なんじゃないかな、
というのを感じました。




そして4階の文化交流展示室へ。
「芦屋釜鋳物師の世界~中世鋳金の美と受け継がれた技~」
が4月17日まで開催中です。

釜を持ち上げてみよう、というコーナーが面白く、
下から釜を持ち上げるのではなく、釜の内側に両手を入れて手のひらに力を入れながら持ち上げる
体験ができました。
釜の厚みが少し変わるだけで、重たさが全然違うのにはとても驚きました。



九州国立博物館のぶろぐるぽに参加しています。
写真はぶろぐるぽからお借りしています。
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あっという間に一月も半月以上経ちました。
今年は短くても良いのでもう少し更新が増やせたらいいなと思います。

2016年の展覧会情報が載っている美術の窓2月号を頼んだので読むのが楽しみです。

とりあえず1月は福博の長谷部を見に行くのと、九博のアフガニスタン展に行こうと思っています。
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