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北九州市立美術館、本館の『いわさきちひろ 母のまなざし・子どもたちへのメッセージ』展に行ってきました。
(2012年10月21日まで)


七条のバス停から坂道を上って20分。

丘の上から遠くの関門橋や煙突や街をながめて、いざ中へ。


KBCシネマで「いわさきちひろ 27歳の旅立ち」というドキュメンタリー映画を見ていたので
なんとなく分かったような気がして、ぼんやり絵を眺める。

油絵だったり、よく見るちひろの絵になる前の彼女の作品があったりする。
映画では見なかったような気がする。

子どもの絵がうまいのは自分の子どもを描いたり、
育児雑誌の仕事をするときに月齢ごとに子どもを描き分ける
必要があったので幼稚園や保育園でスケッチをしていた~というような
ことがキャプションに書いてあったのでなるほどなぁと思う。

14歳から絵の勉強を始めて、書の勉強もして、結婚し、相手が亡くなり、27歳で上京して
新しい旦那さんと出会って、子どもが小さい時は信州の実家に
預けながら絵の仕事をして・・・・・・。

55歳で亡くなるまでにたくさん絵を描いたんだなぁ。

『あいうえおのほん』の絵は「がぎぐげご」などの
行ごとに色が違って色んなものが描いてあるのが楽しい。

『立てひざの少年』は何度見ても可愛い。
息子さんがモデルだったんだなぁ。


子どもの絵も好きだけど、ちひろの描く青年や女性の絵ももっと見てみたいなぁ。

『万葉のうた』の絵本、欲しいなぁ。
(展示されてなかったけど、以前、図書館で見ていいなぁと思ったのです)
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金曜日にアジアフォーカス・福岡国際映画祭のオープニングセレモニーに行ってきました。
会場は天神のど真ん中、福岡市役所のふれあい広場。

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ハガキを出して当選だなんて、わたしって運がいいじゃん!
と思ったら1500名様ご招待ということで、実はとても高い確率で当たったのかもしれません。
入場待ちの列は、老いも若きも女性が多いような。


いろんな国から俳優さんや監督などが来日するなか、ゲストで一番拍手が大きかったのは、
知名度抜群のおすぎさんでした。・・・そりゃあそうなるよね。

野外上映の前には上記の方たちからのコメントや韓国のアイドルのステージがあったり、
インドネシアの舞踊があって、20時過ぎから映画が始まりました。

カーテンが広がるのかと思いきや、今まで舞台の床として使われていた所がぐぐっと
持ちあがり、そこに鮮明な画像が映し出されました。

野外だからカーテンみたいな布に映したら、風で揺れてたまらんもんなぁ。

そういうものが野外上映の楽しみなのかしらと思っていたら意外と対策がしてあるので
ちょっと驚きました。

小雨が降ってきたので、入場の際に配られたカッパを着てみたり。

蒸れて暑かったのもいい思い出です。雨はすぐに止んで、音もクリアに聴こえました。
野外ライブを楽しんでいる気分です。

パイプ椅子に18時から22時過ぎまで座りっぱなしだったので
お尻はがちがちに。これもまたいい思い出です。

何が上映されたかというと『ダンシング・クイーン』という韓国の映画でした。

あの、良く聴くアバの『ダンシング・クイーン』はかかりませんでした。

でも面白かった!

歌って踊れる歌手になることが夢だった妻にチャンスがめぐってきたけれど、
夫がソウル市長戦にでることになって世間体が悪いと言われて・・・。
どちらかが夢をあきらめるの?どちらも叶うの?って最後までどきどきさせてくれました。

ダンスや歌、テンポのよいセリフで娯楽性もありながら、
ジェンダーの問題や政治の問題などもまるっと入っていて
とても内容が濃い作品なのでした。

腐女子的には夫と議員の友人の関係が見どころでしょうか。

儲からない弁護士の彼をドロドロとした政治の世界に引き込んでしまった自分を悔いるシーンとか
傷つくことが分かっているのに公の場に立たせて、あげく傷つけられた彼を目にするところとか。
議員さん役の方の苦悩する姿が見ていて引きつけられたのでした。
絡みのシーンとかないですけどね!


23日まで数回上映されますのでぜひスケジュールをチェックして見に行ってみて下さいませ!

アジアフォーカス・福岡国際映画祭2012公式ページに飛びます。
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最近見たものまとめ。

8・24日
映画『花芯の刺青』を見る。
ロマンポルノ特集最終日。3作品見た中で初めてモザイク、
というか「ぼやかし」が見えてはいけないところにかかっていたのを見た気がする。

娘と母が同じ人を好きになってしまうお話。女優さんの年齢はたいして変わらないんだけど、
母役の方の声がしっとりとしていて上品なしぐさで年上に見えるのだなぁ。
娘役は娘らしく奔放なかんじ。

途中の刺青を彫るシーンと最後のシーンの痛々しいのがなんとも。


8・29日
『近代から現代へ 日本画の巨匠たち 名作でたどる日本美術院のあゆみ』(福岡市美術館)

横山大観の『焚火』『寒山拾得』が面白かった。
たぶん両方とも中国の僧の寒山と拾得をテーマにしている。
禅画の画題で使われたり、文殊や普賢に見たてられたりするそうだ。
だいたい怖い顔で描かれることが多い。

前者が三幅一対の掛軸で後者が屏風。

同じ寒山拾得というテーマなのに掛軸と屏風で雰囲気がかわるんだな。
絵を描く面積が違うから、屏風の方が分かりやすく描いたのかな。

屏風の方が爪が長く、顔も奇怪な顔をしている。
掛軸のほうは静かな顔をしてるけど、なんだか怪しい雰囲気がでている。


第六章は大きな絵が多かった。

前田青邨『浴女群像』は画面にいっぱいの裸婦がのびのび描かれていてこちらまで楽しい気分になる。

石橋美術館の風神と雷神の絵もユーモラスで面白かったのを思い出す。
前田さんの絵をもうちょっと見たいなぁ。

岩橋英遠『神々とファラオ』
日本画ってこんな風にも描けるんだなぁとびっくりした作品。
見たことはないけど、実際のエジプトの壁にもこんなふうに描いてあるんじゃなかろうか。


映画『屋根裏部屋のマリアたち』

スペイン人のメイドのマリアとそのメイド仲間が活き活きとしていて見ていて楽しい。
みんな一つの建物で働いているので、
ピンチの時に声を掛けたらあちこちから返事があるのが面白かった!
雇い主の男性とマリアは恋に落ちるけど、さてどうなるやら。

冒頭のトイレのシーンはちょっとトラウマになりそうです。
いや、見たくないものは何も見えてなかった、と思う。

マリアの入浴シーンでちらりと彼女の裸が見えるのがお尻と脚なのでさすがフランス!って思いました。
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