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六本木より2千円も安いという理由で赤坂に泊まった私は、翌朝一駅先の乃木坂まで歩くことにした。意外と坂道が急でびっくりする。

汗をかきながら、国立新美術館の前を通り越し、「六本木ヒルズ↑」の案内を頼りに、狭い路地を歩いて行くと、大きな交差点の先に、背の高いビルが現れた。

テレビなどで見た屋外のアートを写真に撮って、いざ森美術館へ。
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3階の入り口はまるで宇宙旅行へ出発する空港のロビーのようになっていて、
薄暗く、チケットを買って案内されるがままにテーマパークの様な通路を通ってエレベーターに乗り込む。

外の景色が見えないまま52階まで到達して扉が開くと、まぶしい光に一瞬目がくらんだ。

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このフロアには屋内の展望室の「東京シティービュー」と「スカイプラネタリウムⅡ」という施設とレストランがあり、一つ上がると53階の森美術館にたどり着く。

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無料のクロークに荷物を預け、こちらも無料の音声ガイドを借りて、展示室に入る。

現在開催中なのは「フレンチ・ウィンドウ」展
フランスの現代美術コレクターの団体「ADIAF」が主催する「マルセル・デュシャン賞」、その10周年を記念して開催された展覧会だそうで、デュシャン本人の作品が一番初めに展示され、その後に受賞作や最終選考作などが展示されている。(H23年8月28日(日)まで)

デュシャンは「レディ・メイド」という日常的な既製品を作品として扱う手法を始めた人だ。

便器にサインをし「泉」と題して展覧会に出した作品が有名で、会場にもそれがあった。
スコップが壁に掛けられていて、意味深なタイトルが付けられていたりすると、もうそれはただのスコップじゃないものにしか見えなくなってしまう。

物自体は変わらないのに、物の持つ意味が変わってしまう不思議や、
アーティストが提示する見慣れたもののちょっと違う見方みたいなものが面白い。


直径20センチ、もしくはそれ以上の大きなパチンコ玉のようなものが床にごろごろと転がっている。
天井にはたくさんのパネルがあるけど、天井を見ても何が描かれているかよく分からない。
解説を見たか聞いたかして、もういちど銀色の玉に目をやると、一つ一つの玉にどくろが浮かび上がった。
(サーダン・アフィフの《どくろ》)

クロード・クロスキーの《フラット・ワールド》は大きな白いテーブルに大量のモノクロ写真が無造作に広げられている。

この作品は持ち帰れないが、自由に触ることが出来るので、一枚手に取ってみる。

A4くらいの紙の両面に航空写真がプリントされていて、Aという地点と地球の反対側のAという地点が一枚の紙の裏表に表されている。
都会の裏が砂漠のような場所だったり、砂漠の裏が砂漠だったりする。

解説を読むか聞くかしないとただの写真だけど、「こういうものです」と言われると、頭が勝手に想像し始めるみたいだ。


53階という空間を活かした展示室も魅力的で、この展覧会はここであってよかったなぁと思う。

会場を出て、森美術館ギャラリー1という部屋に入ってみる。
ここでは田口行弘の作品が見られる。(H23年8月28(日)まで)

動かして少しずつ撮って行くコマ撮りの映像をつなげて、
板が和太鼓に合わせてまるで生きているようになめらかに動いていく。

メイキング映像を見ていたら、この映像を作るのはものすごく手間がかかるのだなぁというのが分かった。ちょっと参加してみたい気もするけど。


美術館を出て300円を払ってエレベーターに乗り、屋上の「スカイデッキ」に上る。
警備員さんに周りの人が話しかけているのを立ち聞きする。

冬がくっきり見えてきれいだそうだ。
今日は曇っている。

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プラネタリウムのメガスターの星空も見ました☆☆☆~
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東京ミッドタウンを出て5分くらい歩くと、不思議な外観をした建物が見えてくる。
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国立新美術館だ。

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今は「ワシントン ナショナル・ギャラリー」展が開催中。(2011年9月5日(月)まで)
その後は京都市美術館に巡回します。(2011年9月13日(火)-11月27日(日)まで)

日曜の15時半ごろ、待ち時間なしにスムーズに入ることが出来た。
会場内は人が多く感じたが、それでも一列でゆるやかに繋がっているくらいの多さだったので、
見るのはさほど苦ではなかった。

最初の方はどうしても人が固まるので、1の部屋はあっさりと見て、
中ごろから後半をじっくり見て、また最初に戻ってという見方をして2時間くらいだった。
大きい絵が多いのであまり疲れないのかもしれない。

この展覧会はとにかく色がきれいで、鮮やかなものが多いなぁという印象を受けた。

ルノワールの《踊り子》の背景の淡いグレーがかった緑の様な色はチラシで見るのと違い、
いっそう深みがあって、踊り子そっちのけで背景をじっと見てしまった。

メアリー・カサットは私は初めて見たのだけど、《青いひじ掛け椅子の少女》は本当にインパクトがある。
色鮮やかな青緑の椅子にポーズを決めて腰かけている少女のちょっとお疲れぎみな顔も面白い。

ゴーギャンの《ブルターニュの踊る少女たち、ポン=タヴェン》は、おとぎ話でも始まりそうな不思議な色使いで、別の展覧会で見た、ガチョウと少年の絵にもそんな印象を受けた。タヒチの絵で有名なゴーギャンだけど、このタヒチに行く前のゴーギャンの作品をまとめた本や展覧会などがあったら見てみたいなぁと思う。


展覧会を出て地下にあるミュージアムショップに行ってみた。

色鮮やかなプリントの傘が並べてあったり、半透明な袋の中にこれまた色のきれいなショールが詰められていたり、バッグが壁際の引き出しの中に一つ一つ入っていて、好きな物を引き出して見られるようになっていたりする。

ミュージアムショップだけでも楽しくて30分くらいでは足りない気がする。

閉館のアナウンスが流れても皆のんびりしていたけど、私は叔父さんとの待ち合わせで上の階のレストランにブラッスリー ポール・ボキューズミュゼに向かった。半券を見せると一割引きになる。

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外にあった傘置き場?

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夜の外観。20時ごろ。
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大きな展覧会を二つ見る余裕はないけれど、折角ここまで来たのだから、サントリー
美術館の門構えだけでも見ていこうとミッドタウンタワーと言う建物に入ってみた。

そこは広々としたロビーで、受付の女性がご案内しますという視線を送ってきたので、
ふらふらとそちらに向かい、美術館のことを尋ねてみた。

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(キャノピー・スクエアという広場。座る所も多くて、風が気持ちいい)


ミッドタウンにはサントリー美術館、21_21DESIGN SIGHTがあるのは何となく知っていたが、
それ以外にも無料で見られるところがありますと言って教えてもらった二つに行くことにした。
門構えはまた次回、である。

まずは5階のデザインハブで行なわれている
第28回企画展「日本のグラフィックデザイン2011」(H23/7/18まで)。

ポスター以外にもお菓子の包装のデザインや、香水の瓶など細々としたものが並べられている。

新聞紙の端に紙を足すようにカーネーションをプリントした広告があった。
新聞紙を丸めると花束に早変わり、という面白いものなのだけど、
これは実際に新聞広告として使われたんだろうか。
気になるなぁ。

面白いデザインをたくさん見て調子を良くした私は、受付の方がおすすめしていた1階のFUJIFILM SQUARE企画展「想像より、おもしろい。ハワイ」展にも行ってみた。
(H23/6/29まで)

ハワイの色鮮やかな海や山、自然の風景などの大きな写真が展示してある。
ソーダみたいな色の波が蒸し暑さを一瞬忘れさせてくれた。

そしていよいよ、今日の本命、国立新美術館へ。
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6月19日と20日で東京に行ってきました。

目的は昨年からハマっているゲームの同人誌即売会のイベントと美術館めぐり。

イベントの後、お昼からは東京ミッドタウン、国立新美術館を巡りました。

翌日は六本木ヒルズの森美術館、東京都庭園美術館へ。

イベントで本を買いすぎて当日は左手が筋肉痛。
そして歩き回って翌日は全身が筋肉痛。

2日経ち、徐々に回復しつつあります。

はぁ、しかし、仕事が容赦なく私を現実に引き戻すことといったら!

楽しい思い出が消えるわけではないのだけが唯一の救いかもしれません。
だから書きとめておきたいのかも。
忘れないうちに少しずつ書けるといいなぁ。

                ***

券売機が4つあったら2つは「節電のため停止中」の張り紙がしてあったり、
電車のクーラーがほとんど効いてないよ!という控えめ設定になっていたり、
建物の明かりが暗かったり、
ニュースで見ている節電の状況を実感しました。

と思っていたら、六本木のとある本屋さんは夜なのにめちゃくちゃ明るかった!
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6月の初めに山口県立萩美術館・浦上記念館に行ってきました。
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「ウイーン、ロンドン、都市に生きた陶芸家 ルーシー・リー」展(2011/06/26まで)


記事を書いていたら8割くらいのところで消えてしまいました。
なので、あっさりとした記事に変更・・・・・・。

展覧会は、色がきれいでおいしそうな器でいっぱいでした。
ストロベリー&チョコ、ミント味、マーブルケーキ!
器に何を盛るかというより、器が食べれそうなものばかり。

黒釉のカップ&ソーサーも温かみのある黒でやわらかくみえました。

ミュージアムショップの近くでルーシーの映像が見られるので、お時間のある方は見ると良いかも。
意外におちゃめな方なのね。親近感がわきました。



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美術館から少し歩いた所にある、萩の素敵なカフェ「俥屋」さんでまったり。
スコーンと紅茶のセットを頂きました。ちょうど一人で、空間をかなり満喫してきました。


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お部屋にあった木馬。


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萩駅前の夏みかん。

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萩駅から延びる線路。



行きは新山口駅から高速バス、帰りは日本海側を列車にガタゴト揺られて帰りました。
往復8時間、滞在4時間の弾丸トラベル!
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