『NOH is Fun!』

『やさしい能楽講座
能の世界へようこそ!』
9月1日、九州国立博物館で行われたワークショップに参加しました。(無料!)

一人の能楽師の方が、ステージのまん中に座ったかと思うと、
いきなり「たかさごや〜」と謡(うた)い始める。
じっと正座して、前を見据え、ホールに声が響く。

聞き取れる所もあるけど私には意味はさっぱり分からない。
だって、初心者だもん。

謡が終わり、講師の小島英明さんという能楽師だと自己紹介がある。
そのあとは、能楽の成立から現代までの能がたどってきた話が30分ほど。
能を舞うために、大河ドラマに出た際の裏話なども合間に入れつつ、
あっと言う間に時間が過ぎて行った。

さらにその後は、チラシにも書いてあったように、
「高砂(たかさご)」を謡ってみよう、となり、
言葉の意味の説明を受けた後、
配られたプリントを見ながら一節づつ練習し、最後に通しで謡った。
年輩の方が割合多かったせいか、会場からも大きな声があがる。

能を小島さんがその場で舞った後、講師自身が以前舞った「道成寺」の、
盛り上がるシーンをスクリーンで見る。

大きな鐘の中から蛇になった女の人が現れる。
(二足歩行だけど、お面と着物で蛇体になったことをあらわしているそう)
蛇を払おうと、僧が祈り、蛇は僧に対抗するが、ついには追い詰められる。
最後に蛇が川に飛び込むシーンでは、
蛇女役の小島さんが、ぴょんっと大ジャンプをして舞台の端に消えてしまう。
(こんな役名でいいのやら)
動きが派手で、言葉の意味が分からなくても、
楽しめてしまう。意外に面白いんだなぁ。

言葉が何を言っているか分からないから、眠くなると言われる、
能だけど、日本語だからまったく理解できないことはないし、
慣れたら聞き取れるようになりますよ、と小島さん。

「道成寺」は生で見たいな、と新たな夢ができました。
それまでに少しは意味が分かるようになっているといいけど。

おまけ
小島さんは、9/30日には博多の住吉神社で
「鉄輪(かなわ)」のシテ(主人公)をされるそうです。
解説と、能装束の着付けを舞台の上でやってくれるらしいです。
面白そうだけど、月末のため仕事は抜けれないのでした。残念。
興味を持たれた方はぜひ。
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by hon-j | 2007-09-01 23:53 | 展覧会レポート | Comments(1)
Commented by hon-j at 2007-09-17 09:06 x
成田美名子さんの『花よりも花の如く』白泉社
(花とゆめCOMICS)は、能の漫画なのでお勧めです。

このあとに読み返すとまた発見がありました。
5巻の伏線が2巻にとか。