長い旅のおともをする

沢木耕太郎『深夜特急』第一便〜第三便 新潮社 1992

香港からロンドンまでを一人で旅する。
しかもほとんどバス。たまに船や汽車も。
第一便の香港、マカオでのギャンブルで引き込まれ、
第二便のインドでの電車の乗り方に驚き、
第三便でTの茶の国とCの茶の国の話に面白さを感じたり。

人との関わり合いや暮らし、その土地で日常的に食べられている
安くておいしいもの、ハラハラすること、わくわくすること、
悲しいこと、嫌なこと、一年の旅にはいろいろと詰まっている。

もう十年以上も経っているので、色々変わっているだろうけど、
なかなか楽しい旅でした。
自分も旅をしているように景色が思い描けるような文章で、
こんなふうに書けたらなぁと思うことしきりです。

表紙の絵に見覚えがあるのだが、アールデコ展かなにかで見たかなぁ。
中国の美術展……?
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by hon-j | 2007-01-29 22:07 | 買わない人の読む本 | Comments(0)