ベトナム近代絵画展


花と銃ーインドシナ・モダンの半世紀

金ぴか!

しゃがんで下から見上げるようにみると、
漆の板に描かれた人物や風景に使ってある金色が
光沢を放つ。

話は通じないが、ジェスチャーでやってみて、と
外国人に促すと、やってくれた。小さく感嘆の声があがる。

日本語で注意書きがついていても、読めなかったら、
絵の面白さが半減するなんて損だもの、と
おせっかい。

兵士も漆絵にされて少し金ぴか。
こんなとこまで…。

漆絵以外にも絹に描いたマットな感じの絵や、
フランス美術の影響っぽい女性の絵、
戦争時に描かれた士気を鼓舞するための絵など、
ベトナムという国の歴史を美術で切り取ってみた、
というような展覧会でした。
あまりベトナムの絵、というものを見たことがなかったので、
どんなのか見たかったこともあり行ったのですが、面白かったです。

私が足を止めたのは、彫漆という、漆を重ねた板を彫って、
彩色してある作品です。
彫ることの細かさとテーマに引き付けられました。
一つは漁村の風景、もう一つは機械が使われ人が働く風景、
高架の下みたいな風景も細かい線で、まじまじ見ました。

細かいのが好きなんでしょうね、わたし。

去年から回ってる巡回展だなんて知らなんだ。
福岡アジア美術館で7/23まで
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