一時間のために数時間はある

先日終わってしまった行橋の増田美術館の展覧会『美術刀剣と織の世界展』に行って参りました。

某刀ゲームに出てくる刀である虎徹が展示されるぞ~というのと、
増田美術館の存在を初めて知ったので興味本位で片道約3時間の旅に出ることにしたのでした。

ゲームに出てくると言ってもわたしは持っていない刀なんですけれども
ブームには乗っておこうホトトギス。

高速バスを降りて10分ほどてくてくと歩いて行くと、古道具やさんの隣、ジョイフルの真向かいに
突然現れる二階建ての白い建物が増田美術館。

展覧会最終日の10時半ごろ、平日のせいか人影はそう多くないものの
奥の方から年配の女性客数人が楽しそうに話している声が聴こえる。
なんだろうという気持ちを抑えながらまずは最初の展示室へ。

この部屋には西陣織総縫取御召訪問着「東海道五十三次の図」という着物がありました。
小さな風景写真をちりばめたような柄の着物で、一体どんな手触りがするのかが気になりました。
着ると重たいのかなぁ。

山崎朝雲さんという以前福岡市博物館で一目ぼれした彫刻家の方の維摩居士像と扶翼臣もありました。
前者の手が木と思えないくらい立体的に彫られていて、足の指先がピンと前を向いているところに
ドキリとしました。

名の知れた画家の日本画も色々と見て、ガラスと陶磁器の部屋をじっくりと眺めて
いよいよ刀の部屋へ。

部屋に東京の刀剣商の方が居たらしいのですが、買わないのに聞くのもなぁと
持参した本を片手にキャプションに書かれた文字を解読しながら刀を鑑賞しました。

わたしがはっきり分かったのは帽子が小丸くらいでした。
(刀の切先に焼かれた刃紋の形が丸く先端が細めになっているもの)


あっという間の一時間は過ぎ、バス停へ。
行きと同じ時間をかけて帰宅しました。

遠かったけれど刀以外も楽しかったので満足でした。
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