九博の『台北 國立故宮博物院 - 神品至宝 -』展に行ってきました。


阿修羅展のようだ!
会場に着くとまず初めにそう感じました。

大量の人数を誘導するために使われる
仕切りがうねうねと折り返されているのです。

この風景は、まるでどこかのアトラクションのよう。

幸い、平日の午後三時ごろだったので列に並ぶことはありませんでしたが、
人が多かったのでまずは四階の文化交流室を見学して、特別展に向かいました。

入場すると一番初めに肉形石。(展示期間は終了しました)

まわりをぐるりと一周できるようにケースに入れられた、
手のひらにちょんと乗りそうな豚の角煮を眺めて、中国の色々な美しいものを見る旅が始まります。


中でもいいなぁと思ったのが、
北宋の時代、宮廷のためだけに制作されたという汝窯(じょよう)の青磁のシリーズ。

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こちらは青磁楕円盤(せいじだえんばん)という球根植物を育てるための物で
普通の青磁よりも青味が強くて、実物を見ると淡いミント色でした。
「水仙盆」と書いてあるので、水仙の球根を育てていたんでしょうか。
こんなきれいな青磁で育つ球根なんて、なんともぜいたくです。

紅釉僧帽形水注(こうゆうそうぼうがたすいちゅう)

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温かみのある赤とポットのような形に親近感が湧きます。

臙脂紅碗(えんじこうわん)。残念ながら写真はありませんが、
さつまいものような鮮やかで美味しそうな紅い色をした小さなお椀でした。


展示の後の方にある紫檀多宝格(したんたほうかく)という皇帝のミニチュア宝箱は
この箱ごと持って帰りたい気持ちになりました。

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宝物も細かいけれど、箱自体も宝物に匹敵するような細かい細工が施されています。



今回はやきものの色々良いものが見れた気がしてほくほくした気分で帰りました。
(一階にある故宮展用の特設お土産コーナーをチェックし忘れたのが心残りかな)




画像は九州国立博物館のぶろぐるぽから提供を受けています。


『台北 國立故宮博物院 - 神品至宝 -』展は2014年11月30日まで開催されています。
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