2014年3月の東京旅その5

東京国立博物館東洋館(アジアギャラリー)に行きました。

ここはなんと地上5階、地下1階までが展示室!
ロビーの案内図を見て「博物館のデパートだ!」と思わずにいられませんでした。

東洋館は2013年1月2日(水)にリニューアルオープンしたそうで
「東洋美術をめぐる旅」をコンセプトに、中国、朝鮮半島、東南アジア、
西域、インド、エジプトなどの美術と工芸、考古遺物を展示しています。


1階は中国の仏像、2階はガンダーラの彫刻、3階は中国の青銅器、
4階は中国の絵画や書、5階は中国の工芸と朝鮮の美術、
地下は東南アジアの彫刻などがありました。

館内にはエレベーターがあるので1~5階を見た後に、
エレベーターに乗って地下まで下りて見て回りました。


博物館は展示物が多くて見て回るのに苦労するんだろうなぁと、ちょっと身構えておりましたら
意外と見やすくてびっくりしました。

吹き抜けのある造りで解放感があり、フロアごとの面積は広いもの狭いものとあるので
最初から最後まで根を詰めて見るということがなく、適度にリラックスして見ることができます。

ワンフロアがパッと見渡せるように柱や壁があまりないお陰で、
あとどのくらい見るものがあるのかというのが瞬時に分かるのも心理的に楽だなと思いました。

最近のデパートなどもこの方法を使っているところが増えてきたので、
そういう効果を狙っているのでしょうか。

展示物は色々素敵なものがありすぎたので、メモしたものをいくつか並べてみます。

1階の「浮彫十一面観音龕」・・・細部まで丁寧に彫ってあって優しい印象の仏像。

2階のラジュヴァルト(青藍色)の陶器。
全体的に青いのだけども白っぽいもやのようなものがかかっているように見える。
ルドンの青のような雰囲気の壺でした。

4階の楊渭泉(よういせん)の「錦灰堆」(きんかいたい)
水墨画かなと思って掛け軸に近寄って見ると、書や絵のコラージュでした。斬新!

趙之謙(ちょうしけん)の「花卉図」
4点並んだ墨で勢いよく描かれた花や枝の作品。勢いのある花卉って面白い。

5階の「犀角蓮華」サイの角で蓮の花を透かし彫りした作品。蓮の茎や花がまるで花束のよう。
角の形を活かした作品だなと思いました。18Cごろの制作。

地下ではインドの細密画という分野を初めて見ました。
インドの絵画と言うと色も形もインパクトのある仏教美術しか思いつかないのですが、
細密画は雰囲気が落ち着いていて、そのギャップに驚きました。


満喫して外に出るとレストランは満員。
博物館前の広い公園にはお弁当を持ってきてご飯を食べている家族連れがたくさんいました。
10時ごろは誰もいなかったのに!

上野駅の中のカフェでなんとか昼ご飯を食べ、またてくてく開始です。





(これにて3月の東京旅はおしまいです。
また上京して色々な所に行けるといいなぁ。求む、素敵な美術館・建物情報!デス)
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