『画家のことば』展に行ってきた

レオ・レオニ展の前日、小雨の降るなか石橋美術館の『画家のことば』展に行ってきました。
(2013年12・27日まで)

この展覧会はコレクション展示のため「お、これは前にも見たことがあるぞ」という作品にたくさん
出会うことが出来ます。


前田青邨の風神雷神の絵には以前見たことがありましたが、
紅白梅の絵も画面いっぱいに描かれていて面白かったです。

たしか市立美術館で見たお風呂場の女の人たちの絵にも共通するように、
青邨は画面いっぱいを使って絵を描くのが得意なのかもしれません。

大きな画面にもいっぱい、小さな画面にもいっぱい。
ぎゅうぎゅうなのにリズムがあって活き活きとして画面の外へエネルギーが溢れ出そうです。

獅子図はいっぱいいっぱいな感じではありませんが、
親の脚にじゃれつく子獅子が元気で可愛い作品でした。


面白かったのは藤田嗣治が「なぜ女性と猫を一緒に描くのか」という質問をされたときのことば。

優しくすると大人しいが、機嫌を損ねると引っ掻かれる。
猫と女は一緒だから一緒に描く・・・・・・みたいな解答でした。
そういう目で絵を見ると藤田作品がまた違って見えそうな気がする。


坂本繁二郎の自画像を見ていると、意外とごつごつの顔で暗い色づかいで、
横に沿えてある言葉も芸術に対して一家言ありますというふうで
パステルカラーのほわほわした絵を描く人という認識から、
もしかしてよくよく考えると
このパステルカラーを貫くために人生いろいろあったのではないか・・・・・・?
などと想像をめぐらせてみたり。


絵とことばと、寒い中でも咲いているバラを見に、ちょっと遠出はどうでしょうか。
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by hon-j | 2013-12-22 01:02 | 展覧会レポート | Comments(0)