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九博の「中国王朝の至宝展」に行ってきた

暑すぎて暑すぎて、九博に行くようになって初めて、館内のカフェでジュースを飲んだ。
梅ジュースが1杯380円だった。

もう一杯飲みたいくらいだが、お財布の中身とエネルギーがなくなる前にえいや~!と腰を上げる。


「案」という低い机を見た。
文机のように脚を入れるスペースは無く、四角い天板が土台の木によって
地上から5センチ浮いているかいないかくらいだ。
どうやって使っていたのか非常に気になる。

文字を書くには不便そうだけど、湯呑とかを置いていたんだろうか。


唐以前まで椅子はあまり使われてなくて、
正座とかあぐらで床に座っていたらしい。

一体どこを調べたらそんな記述に当たるのだろう。

椅子って言葉が出てきた時代を調べるんだろうか?
そんでそれ以前に椅子という言葉が使われていなければ「椅子は使われてなかった」
っていう話になるんだろうか?・・・・・・気が長い調べ物になりそうだ。


九博の中国王朝の至宝展のおススメは、


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「猿形帯鉤」(さるがたたいこう・ベルトのかざり(バックル)みたいなもの)
ベルトつきの複製のバックルが置いてあり、誰でもつけてみることができる。
猿の左手は穴に通すことが出来る。

つけてみた感じは、
ジーンズのベルトのように腰と平行にしっかり巻いて締め付けると言うよりは、
ブラウスの上からお洒落にたらりと巻く装飾品のよう。

実用じゃないものがもうこの時代(戦国・前3世紀)からあるんだなぁ!というのが新鮮だった。



写真は無いけれど唐の時代の「胡服女性俑」(こふくじょせいよう)という、
馬に乗ったりしやすいアクティブな「胡」の服を着た女性の人形が可愛かった。

同じ唐の時代なのに横にある別の女性俑はふくよかな感じ。
楊貴妃をまねてると書いてあったような。

女の人が好きそうなのは上の格好で、
男の人が「女性はこういうのが美人だよね」っていう理想がふくよかなほうなのかな。




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並んでいるとなにかの生き物のよう。




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牛の体のでこぼこしたところがすごくリアル。すごく身近にいたんだろうなぁ。



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「龍」
二体の龍が重なり合って尾のところに柱を通してあった。今でいうオブジェ?
写真で見るより大きいので、こういうものが建物の柱の周りにあったらさぞ存在感があっただろうな~と
思う。





九博のすぐ外に出たところにあるレストラングリーンハウスで
15時半から17時までの間の喫茶の時間に
リコッタチーズのパンケーキが食べれるらしい。(この時間帯以外にも食べれたらごめんなさい!)

15時過ぎから展示を見始めたから食べれなかったけど、また機会があればトライしてみたい!



写真は九州国立博物館のぶろぐるぽからお借りしています。
「ぶろぐるぽ」に参加しています。