『おおかみこどもの雨と雪』を見てきました

先日『おおかみこどもの雨と雪』を見て参りました。

どんな話かと言うと(以下ネタばれありなので読んでも良い人のみお読みください)





あらすじはこんな感じです。

”おおかみおとこ”と恋に落ちて、雨と雪という二人の子どもを授かった花(主人公)。”おおかみおとこ”が死んでしまい一人で子育てをすることになり、
田舎への移住を決める。やがて二人が大きくなって・・・。



映画を見る二日前くらいに監督の書いた小説を読みまして、
何かひっかかるけどなんだろう、映画を見たらそれが分かるかな~とか

文章がどういう風に絵で表現されるんだろうというのが気になり、
せっかくだから記憶のあるうちに行ってみるべと思いまして映画館に足を運びました。

アニメを見ると、文章に書かれていたことが細かに映像になっていることが分かりまして、
あぁ、やっぱりここは表現したかったところなんだな~と
映画だけ見るよりは楽しめた気がします。

本を読むと頭の中で映像を想像しながら読みますが、それ以上のことが絵としてアニメとして表現されていると、あぁアニメを見て良かったなぁと思うんですね。

まぁ、なにが言いたいかと言うと、キャラクターが予想以上にカッコ良かったり、
可愛かったり、自然の描写がとても丁寧で草一本一本もきちんと描いてあることが
いいなということなんです。


でも何かモヤモヤが残る。

「あ、すごくいいな」って思えるシーンがたくさんあるんですけどね。

たとえば、
主人公と彼の距離が縮まっていくエピソード、花のアパートの窓辺の花、
成長した雨のきりりとした横顔、雪と草平が鏡の前で喋るところ、
ガラスに打ち付ける雨だれだとか、おじさんたちのやりとりとか。


主人公の花がもう少し意地の悪い性格で嫌々ながら子育てをする話だったら
もう少し共感できたのかなぁと、未婚で子ナシの乙女(座)は思うのです。

花が健気で応援したくなるキャラクターで宮崎さんの声もハマっている
のでなんだかそれが物足りないというのは贅沢な話なのかもしれません。

もしかしたら監督は意図して花を真面目な性格にして、
見る人たちに娘や息子の成長に伴う感情の揺れ動きを注目してほしかったのかなぁと
思います。

未婚ゆえの好奇心なのか、花の成長物語を期待して映画や本を読んだ
わたしにとって「物足りなさ」というのはここからくるのかなと思いました。
無意識にそういうのを期待していたんだろうなぁ。

十代だったらもっと雪や雨に感情移入できただろうし
子どもが居たらきっとまた違う感想になるんでしょう。

「弟がいる姉」という自分の立場からすると、
「お母さんって弟に甘いよね」って雪に同意を求めたくなるんですが、

「大事にされている男の子」を男性が描いちゃうってのはなんだかすごいことの様な気がします。

男の人にとっても、甘やかされてる自覚があるのかな。
細田さんの家族構成が気になる所です。


自分の心のモヤモヤの正体が少し分かってスッキリしました。 

他の方の感想も聞いてみたいものです。
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by hon-j | 2012-08-12 23:43 | 日々の生活 | Comments(0)