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パリ、ウィーン日帰り旅?

行ってきました北九州。
まずはリバーウォークにある北九州市立美術館分館へ。

H22年2/7まで『ロートレックコネクション
パリを彩った画家たち』展をやっているのだ。

ロートレックと交流のあった画家の作品があり、
同時代の知らない画家の作品をたくさん見ることができた。

フェリックス・ヴァロットンの木版画『街頭デモ』は集団で逃げていく人たちの動きが面白かった。


昼ご飯を食べてバスに乗り七条へ。

今度は北九州市立美術館本館の
『クリムト、シーレ
ウィーン世紀末展』。
H22/2/28迄

グスタフ・クリムト『牧歌』の向かって右側の男性の冷たそうな顔(特に鼻筋)とポーズがいい。


街灯に明かりがともり、橋の上には車の往来。
夕暮れ時の風景だろうか。
フーゴー・ダルナウト
『シュトゥベントーア橋』
空と河の色が、いい。

実際に見ることができてもすぐに移ろってしまう空が、
ずっと固定されて存在するなんて、絵画っていいなぁ。


自画像が美青年って信用できないんだけど、かなり見てしまった。

ヨハン・フィクトール・クレーマー『暖炉のわきの自画像』

口には煙草、右手にマッチ棒、左手にマッチ箱。
今まさに火をつけて吸おうとする男性。

背景の豪華な鏡台の上には白いティーカップ。

灰皿が無いので、カップに入れる?

ちらりと見ると、暖炉には火が燃えている。

この人は、すいさしの煙草をティーソーサーに置くこともなく、
ぽいと暖炉にくれてやるのだろう。

絵は煙草を吸いながら書かないタイプとみた。

格好いいけど、付き合うと細かそう、
という言いたい放題の結論を出し、次へ向かう。



エゴン・シーレ。
意外と少ない。

マリアという気の強そうな女の子の絵に惹かれた。


メラ・ケーラーのウィーン工房のハガキ(ピンクのコートの角のある女の子)は
ポストカードとして売っていたのでマリアと共にお買い上げ。

美少女ポストカード図鑑も夢じゃないかも。

海外にも行ってみたいなぁ〜。